共感ファースト、サンドイッチ法

子供たちへの対応、ひいては大人同士のコミュニケーションにも使える方法です。

 

相手へ自分の発信することを伝えたいときに、共感からスタートするとよいということはよく言われています。(いわゆる共感スタート、共感ファースト)

 

例:買わないからね → それが欲しかったんだね、今日は我慢しようね

例:もう寝なさい → まだ遊びたいよね。寝ないと明日の朝が辛くなってしまうから一緒に寝ようか。

 

 

医療面接などでも同様のメソッドが教育されていますが、さらに最後に「共感で締める」ことが推奨されています。

共感→発信→共感とサンドイッチされるのでサンドイッチ法と呼ばれます。

同調→意見→同調とも言いかえられます。

これらは育児以外でも大人同士、友達同士でも使える万能メソッドです。

共感ファースト、サンドイッチ法を覚えてください。

 

人によりますが人間はコミュニケーションの中で無意識に「この人間は敵なのか味方なのか、賛成なのか反対なのか」を探ります。敵や反対であれば防衛反応が生じ、こちらの意見は受け入れられにくくなってしまいます。

そのため適宜、「同調」や「共感」を入れ、味方であるアピールが必要になります。

特にインパクトのある最初と最後では共感を入れる必要があり、サンドイッチが効果的というわけです。